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愛犬の食事はいつが正解?人間とは違う犬の食事時間と空腹感

執筆者:ペッツイート編集部
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犬を家族に迎え、しつけに散歩、食事のお世話と家族も新しい生活に慣れるよう慌ただしくなります。中でも愛犬の健康管理に何より欠かせない食事についての不安や疑問が後を絶たないでしょう。今回は、多くの方が直面する愛犬の食事時間について詳しくご説明させていただきます。

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食事は朝昼夜の1日3回、犬は朝夕2回に根拠無し

これまでに犬の食事は朝夕2回と聞いたことがある方も多いでしょう。ドッグフードのパッケージにも給与回数の目安として1日2~3回と記載されていたり、ペットショップの飼育方法の指導でも生後1年以降は1日2回と指導があります。

ただ、この2回という数字は実は医学的に明確な根拠はないと言われています。

1日2回という回数は

  • 現代人の家族の生活習慣に無理なく合わせた回数
  • 犬が一日に摂取すべき食事量を複数回に分け与えるための目安回数
  • ドッグフードが発売された当初のプロモーションの一環

であり、犬の習性から導かれた回数ではありません。野生環境下で暮らす犬の祖先には、定時に食事をするという習性は無く、食事は運よく獲物が手に入った時に出来るものだったのですから当然です。

犬がペットとなり、家族と一緒に室内で暮らす文化が定着してからは、家族同然の存在である愛犬に、家族が1日、2回、3回と食事をしている横で空腹を我慢させるのも忍びないということから、犬も1日2回食、人間と同じ回数、同じタイミングでの食事という習慣が定着しました。

朝夕2回食は室内飼育定着と同時にスタートした習慣

ちなみに朝夕2回という習慣は、犬の室内飼育が定着した後に広まった習慣です。これは共働き、日中留守の家庭でも1日2回であれば無理なく犬の世話ができると多くのペットショップがセールストークに用いたことからきていると言われています。

2000年代に入り、共働き世帯が増えました。その中で、日中の留守番や愛犬の昼ご飯のお世話ができないことを理由に犬を飼うことを躊躇する方へ、犬は1日2回食で問題ないと指導したからです。

犬は常に空腹状態!適度な食事間隔で肥満を予防

実は犬の脳には人間の様に「満腹」を感じる機能が存在しません。そのためどんなにたくさんの食事をしても、どんなに美味しいフードを用意しても「お腹いっぱい」と感じることはなく、食事の直後に目の前にまたフードを置かれると勢いよく食べてしまいます。

これは犬の祖先が厳しい野生環境下で生き抜くための能力がペットとなった今でも受け継がれているためです。

愛犬がいつもお腹を空かせた素振りを見せる、家族の食べ物を催促するのはこのような脳の仕組みがあるためです。決して食事の量が足りない、回数が足りないからではありません。

この点を理解せずに愛犬に求められるがままに食事回数を増やすと、途端に肥満になってしまうので、くれぐれも注意しましょう。

長時間の空腹や1度に大量に食べる暮らしは消化不良の元

犬の食事を複数回に分け与える理由は、胃腸への負担を軽減し、消化不良や腸ねん転などのトラブルを防ぐためです。

主食となるドライフードは、犬が食べた後、胃腸内で水分を吸収し3~5倍にも膨張します。

愛犬の皿に盛りつけたドライフードがお腹の中で3~5倍量にも膨れ上がっていると想像すると、あまりの大量な食事に驚かれるでしょう。これだけたくさんの量のフードを消化し排便するには6時間以上かかります。1度にたくさんの量のフードを与えすぎてしまうと、消化吸収に時間がかかり、場合によっては嘔吐や下痢を引き起こすこともあります。

また食事を1日1回にすることで食事と食事の間隔が空きすぎてしまうと、胃酸の刺激から胃液を吐き出すなどの体調不良を起こすこともあります。

犬の胃腸を適度に活動させ、適度に休息させつつ、家族の食事時間と合わせたタイミングと考えると、犬も朝夕2回食が自然な習慣になるでしょう。

子犬は3~5時間おきの食事が必須!長時間の空腹は命の危険

犬の食事は1日2回が一般的ですが、これは健康な1歳以上の犬を対象にした回数です。

生後1年未満の犬は成長具合や健康状態に併せて回数を調整します。

生後3カ月未満の子犬

犬は生後1,2か月前後で離乳をして、生後3カ月を過ぎると市販のドッグフードを自力で食べることができるまでに成長します。

ただこの時点ではまだ胃腸の機能は発育途中で、成犬と同様の食事回数では消化不良や食欲不振を起こしがちです。

またこの時期の子犬は1日20時間も睡眠をとるため、起きているわずかな時間で食事、トイレ、運動をこなします。

子犬の順調な発育を促すためにも、この時期は1日に5~8回もの食事が必要です。つまり2~3時間おきに少量ずつの食事を繰り返します。子犬が昼寝から起きたら、少量の食事とトイレを済ませ、5~10分遊ばせ、再度眠るというサイクルを繰り返します。

この時期の子犬は毎食後体重が増加するほどに急速に発育をします。

もし食事に口を付けない、食べない、吐くなどの異変があればすぐに動物病院を受診しましょう。

食事を抜いたり、4~5時間もの空腹が続くと子犬は血糖値の低下から命の危険に直面する可能性もあり大変危険です。

生後6~12か月の子犬

生後6か月を過ぎると、次第に日中に起きて活動する時間が増え、ますます食欲が増してゆきます。1度に食べることのできる量も増え、ドライフードをふやかさずに食べられるようにもなります。

でも、まだまだ発育途中の段階ですから食事は1日3回を目安に与えてください。

仕事や子育て、外出などで昼時の食事が難しい場合は、知育玩具の活用がオススメです。

知育玩具を用いた1日3回食の方法は

  1. 朝食を2回に分け、普段通りの時間と家族が出かける直前で小分けに与える
  2. 知育玩具に昼食分のフードを詰め込み、愛犬に与え出かける。知育玩具を複数個用意すると、さらに食事時間が延長でき効果的です
  3. 夕食は普段通りの時間で与える

つまり留守になる時間帯は知育玩具から少しずつフードを取り出しながら、愛犬に食べてもらい長時間の空腹や低血糖を予防するという方法です。

犬の脳には満腹を感じる機能が無いので、人間の様に皿に盛られた食事を一気に完食する必要はありません。知育玩具から1粒ずつフードを取り出し食べることでも十分満足感を得られます。その上、留守番中の退屈しのぎにもなるので、ぜひ取り入れてみてください。

知育玩具を活用する方法は、子犬に限らず成犬の留守番用にもオススメです。

シニアも少量複数回が理想的

犬は6歳を過ぎるとシニアと呼ばれる年齢に差し掛かります。一見若いころと変わらず元気いっぱいに見える場合でも、内臓機能は加齢と共に低下し始め、様々な不調が起こり始めています。

6歳を過ぎたら

  • 脂肪分、油分の少ないフードへの切り替え
  • 食事量の見直し
  • 食事回数の見直し

などに取り組んでゆきましょう。

犬も人間と同じで、歳をとると自然と食欲が減退し、油っぽい食べ物を望まなくなります。これまで1日2回、ドライフードを食べていた場合でも、食事回数やフードの切り替えをオススメします。

食事回数が増えるということは、1度に消化すべき量が減り、胃腸の活動を休める時間ができるということです。シニアにはできる限り体に負担のかからない暮らしを送らせてあげてください。

愛犬の食事は家族の前?それとも家族の後?

愛犬の食事は家族が食事を終えてからというしつけ手法もあれば、家族と同時でもOK、家族の前に与えても問題ないという意見もあります。

実は犬の食事で大切なことは、食事を与えるタイミングではなく、食事中の愛犬のマナーです。

家族が食事をしている時

  • 催促吠えをする
  • 家族の食事を横取りしようとする
  • 家族の食事の邪魔をする

このような行為は、しつけで早期に解消しましょう。このような状態では愛犬と一緒にカフェで過ごしたり、ペットOKなホテルへ旅行に行くこともできないからです。

たとえ家族の食事の前でも後でも、同時でも愛犬は

  • 決められた場所で自分の分の食事を食べる
  • 家族の食事を催促したり、邪魔をしない
  • 家族が食事を終えるまで静かに待っている

という状態が理想的です。

子犬や食欲旺盛な犬種の場合、食事中は愛犬をサークルに入れておくと、しつけがスムーズです。家族の食事が終わり、一段落するまでは愛犬はサークル内で過ごしてもらいます。

食事は散歩の後が大原則!生活サイクルを家族で決めよう

食事を与えるタイミングで何より大切なことは、家族の食事の前後よりも散歩との関係です。犬の食事はかならず散歩や運動の後が大原則です。

なぜなら散歩の直前に食事をさせると、胃腸内で膨張したドライフードが胃腸を刺激し、嘔吐や腸ねん転を引き起こす可能性が高いためです。

食後30分前後はゆっくりと休息できるようにサークル内で過ごさせましょう。

特に小さな子供がいる家庭では、家族でルールを決め、食事直後の激しい遊びや犬が興奮するような接し方には注意しましょう。

犬を家族に迎えたら、1日の生活サイクルを家族で決め、起床、散歩、食事のスケジュールを決めておくとスムーズです。

まとめ

犬は人間の6~7倍もの早さで成長をします。子犬期は特に成長が目覚ましいので、月齢や健康状態、発育に合わせ食事回数や量を調整していきましょう。子犬の発育状態や健康に不安があるときは、すぐに動物病院へ相談をしてください。

おすすめドッグフード

子犬におすすめのドッグフードはこちらです。

シュプレモ 子犬用

ポイント:
妊娠中、子犬

「シュプレモ 子犬用」は、発育期の子犬の健やかな筋肉や骨の成長、健康な脳の発育、免疫力の健康維持に配慮したドッグフードです。自然飼育されたチキンや愛犬の体に必要なアミノ酸を豊富に含むビーフやラム、太陽をたっぷり浴びて完熟したトマトなど、栄養素を豊富に含む高品質な自然素材を厳選し、最適な栄養バランスでブレンドしています。

妊娠期/授乳期の母犬、高栄養を必要とする犬にも適しています。フードは、超小型犬〜小型犬の子犬でも噛めるよう、ふやけやすい小粒タイプです。

ソルビダ グレインフリー チキン 室内飼育子犬用

ポイント:
妊娠中、子犬、グレインフリー

子犬の成長期間は約1年であり、人間と比べるとかなり短く、その短い期間に十分な栄養をバランスよく摂取することが求められます。「ソルビダ グレインフリー チキン 室内飼育子犬用」は、育ち盛りの成長期の子犬と、高いエネルギー量を要求される妊娠中・授乳中の母犬のためのドッグフードです。

良質なたんぱく質であるオーガニックチキンを贅沢に使用し、成長に必要な栄養がバランスよく配合されています。アレルギーへの配慮から、穀物類が一切使用されていないグレインフリーフードであり、腸に負担をかけることなく消化できます。

ココグルメ チキン&ベジタブル

ポイント:
子犬、成犬、シニア

「ココグルメ チキン&ベジタブル」は、鶏むね肉やささみをメインに、新鮮な野菜もたっぷりと入った、ココグルメ一番人気のドッグフードです。主な原材料には、低脂質・高たんぱく質で愛犬の食欲をそそる旨味がある鶏むね肉、ビタミンAと鉄分を豊富に含む鶏のレバー、食物繊維やビタミンCなどの栄養源として優秀なサツマイモなどが使われています。

獣医師監修のもと総合栄養食基準で作られており、栄養バランスに優れているのはもちろん、人の食品と同じ基準・設備で作られているため、安全安心なフードです。

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